めっちゃ覇気のないブログ3周年のエントリーを書いてみた。
3年前の10月10日にボクはこのブログをはじめた。いまだ注目を集めるようなブログには育ってないけれど、ショボいながらも、その当時のボクには想像しなかったぐらいのアクセス数を獲得するようにはなった。実のところ、最盛期には今の倍ぐらいのPVはあったんだけど、なんだか仕事が忙しくなり、暇になったら書こうと思っている間に、暇になってもあまり書けなくなって現在に至る。
いやはや、本当にブログが書けなくなった。映画を見ても、ライブに行っても、なんか美味しいものを食べても、はじめてiPhoneを持ってみても、新しい車を買ったって、好きなブログを読んだって全然書こうという意欲が湧いてこない。
これまでにもネタはあるのに書けないということはしょっちゅうあったけど、なんか違う感じなんだよなぁ。めんどくさいとか気負ってるとかそういうことじゃなく、とても感受性が鈍ってて気持ちの入った文章が書けないというか。
もともとボクはロジカルな人間じゃなく、感情的に思ったことをつらつらと書いていくタイプなのでこれはなかなかつらい状況だ。いや、別に落ち込んだりはしてなくて悩んでるわけでもないんだけど、ブログに限らずいろんな面でものごとをさらりと無難にこなしていって、なんとなく不満少なめな日々を手に入れる術を身につけてしまったようで、これが老いるということなんだろうか。
なんでも無難にこなしすぎてるから、すべてにおいて「まぁこんなもんだろう」という感覚がつきまとっていて、気持ちが動かないんだろう。やっぱり人ってちょっとは無理しなきゃいけないんだろうなぁ。失敗したり、人と衝突したりするのはできるだけ避けたいけど、そういうこともなきゃうまくいったことの喜びも小さくなってしまうのかもしれない。
ブログを書こうとしなかったら、わざわざこんなことを考えなかった気がする。やっぱり考えて言葉にするのは大事なことだ。あんまり必然性を感じられなくなってきたブログだけど、もうちよっと続けてみようか。
なんとも覇気のないブログ3周年のエントリーになってしまった。このあと、ベジータやらフリーザ的なものが登場して盛り上がる可能性は極めて低いと思いますが、よろしくお願いします。