「あーそうなんだ」とは言いたくないけど、「自分にとってどうであるか」もなかなか言えない。

人と話すのがキライなわけじゃない。

ボクはあまり会話のキャッチボールが続かない男である。直接会ったことがある人からは、いや「あまり」じゃなくて「まったく」だろ!と盛大にツッコまれそうだけど、まぁ、かわいいウソだとスルーしてやってくれたまえ。

でも、決して人と話すのが嫌いなわけじゃない。いや、むしろスキだ。人と話せば、いろいろ刺激を受ける。そこには自分の知らない世界がある。自分にはない考え方にふれることができる。そんなとき、なるほど!そうなんだ?へぇ~!と返しておけはいいんだろうけど、どうもそういうのが苦手なのだ。

allabout.co.jp

「自分にとってどうであるか」を言わない雑談なんて味気なさ爆発だ。雑談にまで同調圧力を持ち込まないでほしい。「あーそうなんだ」レベルのリアクションしかないなら、AI搭載のしゃべるぬいぐるみでいい。目の前の相手と対面しているのだから、「自分にとってどうであるか」を返してほしい。(All About News Dig)

そうそう、コレなんだよなぁ。たぶん「自分にとってどうであるか」を返さなきゃ返さなきゃと気負いすぎなんだろう。話してて「あーそうなんだ」ぐらいのリアクションしか返ってこなかったら、「つまんないんだな」と思ってしまいやしませんか。とはいえ「自分にとってどうであるか」を語り過ぎたら、人の話を奪ってしまう。延々と自分語りをはじめる人はウザいじゃないすか。

そんなことを考えてほとんどリアクションしないうちに、さらりと話題は流れていく。そして、言えなかった「自分にとってどうであるか」をボクはブログに書いている。なんだそりゃ!寂しすぎる。人とちゃんと会話しろよ。はい、すいません。

とりあえずちゃんと話を聴こう。

あーだこーだと考えすぎてたら、ぜったい人の話をちゃんと聴けてない瞬間があるはず。それだけ考えなきゃ「自分にとってどうであるか」を語れないなら無理やり語ろうとしなくていいだろ。どんな話題にも気の利いたコメントを返せるわけないんだから。

自分が変わっていく、枠が広がっていくワクワクを知っていれば、相手の話題を捨てず、返球していけるのだ。(All About News Dig)

引用した記事は「自分の可能性を広げていく」というような壮大な話に展開していくんだけど、ボクの場合は、「考えすぎずにまずはちゃんと人の話を聴こう」という超低次元な話に収束してしまった。

まー球ひろいからがんばります。