主語と述語がねじれてないか?なんてはじめて考えてみた。 #七ブ侍
主語と述語を明確に書く。
文章術を学ぼうとして書いているこの連載っぽいものも、もう今回で3回目になる。しかし、いまだにまともに文章術を学んではいない。心構えの面でボクがブロガーに向いてないのは十分よくわかったから、そろそろ本題に入りたいところだ。
主語と述語は必ず一文の中心になるんだ。だから、その主語と述語が明確でなかったり、ねじれていたら、非常にわかりにくい文になってしまう。(出口汪の「最強!」の書く技術)
おお!急に文章術っぽい話に突入してきたじゃないか。主語と述語とかなんだかなつかしい響き。まだ汚れを知らなかった少年時代の記憶が蘇りそうになる。あのころはよく歩きながら本を読んでいて躓いてこけてたっけ。溝に落下して気を失って救急車で運ばれたこともあったなぁ。
・・・まじめにやろう。こういう具体的な話になってきたら、例文があったほうがいいだろうってことで、ボクがこのはてなブログをはじめたときの記念すべき最初の一文を引用してみよう。
急に思い立って、会社の休憩時間にいそいそとスマホからはてなブログを開設した。
むむ。主語がないじゃないか。文法的に正すなら「オレははてなブログを開設した」という感じだろうか。なんだかハードボイルドな雰囲気。これまたなつかしい神宮寺三郎の「オレは煙草に火をつけた」的な。若い人は知らないだろうな。
・・・まじめにやろう。
文章を説明の言葉で飾る。
要点だけではわかりにくいから、主語に当たる言葉(体言)と述語に当たる言葉(用言)とにそれぞれ説明の言葉がくっつくんだ。(出口汪の「最強!」の書く技術)
たしかにわかりにくいし味気ないので、説明の言葉をくっつけてみよう。「朝からきまぐれな上司に振り回され、心身共に疲れ果てたオレは、昼休み開始直後、なんとなくたやすくアクセスアップが狙えそうなはてなブログをいそいそと開設した」ふうむ。なるほど。主語、述語、目的語のみで一文を書いてから付け足すってのははじめてやってみたけど、なかなかおもしろいな。事実はねじまげられてるけど。
ボクはつらつら書いているうちに、自分で何が言いたいのかよくわからなくなることがあるから、先に簡潔な一文を書いてから飾っていくようにしたらいいのかもしれない。いやー、でもボクの書き方は勢い勝負だからなぁ。どうなんだろう。
今回はちゃんと学べたような、当たり前すぎることだけで終わってしまったような微妙な感じだな。いろんな人の文章を分解してみたらもう少ししっかり学べるのかもしれない。まぁでも、ブログで自分語りする場合はイケイケのラッパーみたいに、いちいち「オレは」って言う必要はないだろう、たぶん。
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リレーブログ企画 七人のブログ侍のこと。
このエントリーは実はリレーブログ企画「七人のブログ侍」向けに書いたモノだったりする。しばらく文章術をテーマに書いてるけど、あんまり手応えが感じられないのがつらいところ。さて、明日金曜日担当は「ガジェとろ」の「アリマックス」さんだ。ぜひ、読みに行ってみて下さいまし。