はじめて社員旅行を蹴って、稲葉浩志ソロライブ「enⅢ in サンドーム福井」に参加してきた。

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今回B'z稲葉さんの福井ライブに会社の社員旅行の日程がモロ被りしてきたけど、躊躇いなく社員旅行を蹴った。今まで大切な親睦の場として社員旅行は欠かさず参加してきたけどしょうがない。

上司に行かない理由を聞かれて素直に答えたら「そんなんどうでもええんちゃうの?」と言われてカチンときた。人が大事に思っているモノをそんなふうに言うのは許せない。「どうでもいいかどうかはアンタが決めることじゃないだろ!」という言葉をぐっと飲み込んで「いや、ボクにとっては何よりも大事なんです」と愛想笑いしながら返しておいた。

何よりも大事と言ったわりには、実はB'zに比べると稲葉ソロライブに対する熱量はちょっと低かった。いや、もともと楽曲に対する思い入れがやはりB'zに比べるとちょっと薄いことは否めない。普段から聴く回数は圧倒的にB'z楽曲のほうが多いし、稲葉ソロ曲に比べたら西野カナのほうが最近はよく聴いてるかもしれない。ファンを名乗る資格があるのかどうか怪しくなってきた。

そんな感じでもついついグッズは買ってしまうんだよなぁ。パンフレットともう1つ何か買っておこう、ぐらいで列に並んでたのに、気がついたらアレもコレもと書いすぎてしまった。1時間も並んだんだから!とか変な心理も働いてしまう。もうちょっと自粛しなくちゃなー。

B'zもそうだけど、稲葉さんのライブは入場するときにしか席が判明しない。まぁ、SS席とかS席とかランク分けがされていて、大まかな席の良し悪しは申し込む時点でわかってるんだけど、ボクらにとってはスタンドとアリーナのどちらなのか?というのが結構重要だったりする。アリーナ席だと身長が矢口真里ぐらいしかないうちの奥さんにとってはツラい状況に陥ってしまう。スタンディングすると、前に壁ができてしまってほとんどステージが見えないのだ。結果、手にしたチケットはアリーナ席のモノだった。あぁ。

ライブはB'z以上にパワフルで熱かった。音が荒々しいというか若々しいというかそんな印象だったな。良い意味で洗練されすぎていないというか。稲葉さんのライブがいつもに増してハードに感じたのは、たぶん、ボクが老いたからだけじゃないハズだ。

それにステージ上を縦横無尽に走り回る稲葉さんのほうがボクより圧倒的に年上なのだと思うと老いたなんて言っていられない。あんまり内容についてのネタバレはできないけど、やっぱり「羽」はライブでやけに盛り上がる楽曲だった。B'zのライブでやっても違和感がなさそう。

惜しいのはやっぱり事前の聞き込みが足りなかったことだなぁ。ファンとしてあるまじきことだけど、サビを聴くまで「これ、なんだっけ?」と思い出せない曲があったし。奥さんは「1/3ぐらいしか知らなかった」と言ってて、ちょっと申し訳ないことをしてしまった。今度、カラオケで「正面衝突」を歌うから許しておくれ。

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