足がつってなかなか痛みがとれないときは、さっさと風呂に浸かろう。
今朝6時半ごろ、猛烈な痛みを感じて目が覚めた。その瞬間、自分がどう振る舞ったのかはもう覚えていない。しかし、のたうち回るぐらいの激痛だったのは確かで、隣で寝ていた奥さんを起こしてしまったうえ、顔面に肘を入れてしまったらしい。もちろん、意図的にじゃなく、悶え苦しんでるときにたまたまヒットしてしまったんだろう。後から平謝りしたけどね。
原因は「足がつった」というだけのことで、いつもなら、痛みに堪えながら足を伸ばし、足の指を反り返らせるように引き寄せるというマッサージを続ければすぐに痛みが緩和されるんだけど、今回のは違った。足を動かそうとするだけでハンパない激痛が襲ってきて、マッサージどころじゃないのだ。息が白くなるぐらい寒いのに変な汗が滲んでくる。
しかし、そんなときでも容赦なく生理現象は襲ってくる。それどころじゃないから、しばらくやりすごしたものの、さすがにこの歳になってベッドのうえでやらかすわけにはいかず、這うようにしてトイレに向かった。
すっきりしてベッドに戻ろうかと思ったものの、この状態で戻っても眠れそうにないし、寝返りをうつ奥さんから足への攻撃を受けたら間違いなく殺意を抱く気がしたから、しかたなくソファでくつろぐことにした。なんでなんの予定もないのに仕事に行く日より早く起きなきゃいけないのか。
いろいろとネットで足がつったときの対処法を調べてみた。まぁ、ありきたりなことがたくさん出てくる。いや、だからそれができないぐらい痛いんだってば。しばらくしたら、奥さんが起きてきて濡れタオルをレンジで温めて渡してくれた。うん。温めるとちょっと痛みが和らぐ。ホントにボクはアナタと結婚してよかったよ。その後、タオルが冷めるたびに何度もレンジで温めてくれて、そのたびにボクは痛みに耐えながらも幸せを噛みしめていた。
まぁ、なんとか歩けなくはないというレベルにまで回復したものの、痛みは1日中続いた。しかし、さっき肩こり・腰痛に効く入浴剤を入れた風呂にゆっくり浸かりながら軽くマッサージしてたら、驚くほどすーっと痛みが消えた。やっぱり足がつったときは、温めて血行を良くするのが1番いいんだな。
足が痛いとふにゃふにゃ言ってるボクに代わって、風呂を洗って浴槽にお湯を入れてくれた奥さんには、もうとにかく感謝の言葉しか出てこない。いつもいろいろ助けてもらってるけど、今日はあまりにも救われすぎた。これは忘れちゃいけないということで、こうしてブログに書きとめているわけだ。
さぁ、ちょっとぐらいのワガママは笑って許せる器の大きい男になろう。
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