せっかくだから、もっと書評を書きたい。
いつも読む書評ブログを改めて眺めてみた。
このブログでも何度か書いてるけど、ボクは結構な本好きだ。毎月何冊かは必ず購入するし、積んであるだけじゃなく読んでる。最近はKindleで購入することが多くなったから、目に見えて本は増えていかないけれど、セールにつられてKindleの中には本が増殖している。
にも関わらず、ボクは書評っぽい記事をほとんど書かない。本はネタの宝庫だから、本から引用してブログを書いてる人はかなり多い。参考までにボクが日頃読んでいる書評ブログを挙げてみるとこんな感じだ。
http://popoon.hatenablog.com/
http://popoon.hatenablog.com/entry/readinglog-egoistic-working-style
極めて客観的に「どんな本なのか」「どういった人向けか」ということを踏まえ、その本に書かれていることを引用、要約して伝えるというスタイル。ボクにはこの温度感を保って書くのは難しいだろうなぁ。つい、自分の経験やら意見やらがかなり混ざりこんでしまいそう。
人生を豊かにする読書ブログ
http://book-life.hatenablog.com/entry/2015/02/05/163207
http://book-life.hatenablog.com/entry/2015/02/05/163207
こちらは決まった型というよりも、気になったところを引用し、全般的にどんなことが書かれているかもさらりと押さえつつ、自分の思いも添えて書くというスタイル。クオリティは及ばないとしても、ボクが書評を書こうとするなら、この手法に倣うのがいいかもしれないなぁ。
活かす読書
満足度や付けた付箋の数が表記されているのが面白い。本のエッセンスが非常にわかりやすくまとめられていて、ボクも何冊かはここで書評を読んで買ったことがあるという、とてもお世話になっているブログ。その名のとおり、常に「何を活かすか?」が書かれてるのが素直に凄い。
書評が書けない理由を考えてみる。
書評ブログの紹介が長くなったけど、こうして改めて見てみると、自分もせっかくだから書評を書きたいなぁという思いが一層強くなってきた。ボクが今まで書評を書けずにいるハードルは、さらりと考えるに次の3つだろう。
①きっちり読み込み、しっかり理解し尽くさないと書けないと思っている。
②わかったようなことを書評で書いてしまうと、ダメダメな日常をブログで書きにくくなる。
③定期的に本を読めてない。
まず③は論外。本を読まなきゃ書評が書けないのはアタリマエだ。②については、情けない話だけど、書評を書いて「やるぞ!」と宣言したことが、次の日の記事ではなかったことのようになってしまうのは、まぁ、ありがちだろうな。それはそれで開き直るしかないというのもあるし、ブログに書くことで意識や実行力が高まるハズ・・・と期待してみる。
最後に①については、自分の背中を押すために「思考は現実化する」から次の言葉を引用しておく。すべてを理解し尽くせないとしても「これは!」と思うところを拾っていけばいいんだな!
- 作者: ナポレオン・ヒル
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/01/08
- メディア: Kindle版
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本の中に理解できない概念が出てきても心配する必要はない。理解できるものを行動に移しさえすればよいのである。(思考は現実化する)
具体的にどう書評を書くのか?
これで気力は十分だぜ!と言える状態になったものの、根性だけではどうにもならない。書評初心者のボクにはフォーマットがあったほうが絶対書きやすいハズなので、この本に書かれていたことをまずは拠り所にしてみる。
- 作者: 藤井孝一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2014/02/27
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さて、書評を書くにはコツがあります。その本に「何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」。この3つを柱にしてまとめるのがポイントです。何が書いてあったかという内容の説明と、面白い面白くないという感想は誰にでも書けます。しかし、「何を学んだか」はその人オリジナルの意見になります。(読書は「アウトプット」が99%)
これだけ書いて、いつまで経っても書評を書かないというスタートラインにすら立たない状態はやめにしたいなぁ。これはブログ継続のカギにもなるはずだから、がんばろう。