教養を身につけるために読書習慣を取り戻すことに決めた。
職務上の専門知識を必死に勉強するよりも、教養を身につけていったほうがいい。上司がそんなことを言った。その言葉だけを聞くと、なんだか非常識な人間と思われてそうで一瞬ヘコみかけたけど、そういうことじゃなく、広く教養を身につけることが仕事に生きてくるはずだというのが、上司の考え方らしいことがわかった。
そういえば、教養を身につけようなんて思ったことないな。というか教養とは何か?と問われるとちょっと答えにつまりそうだ。
一般に、独立した人間が持っているべきと考えられる一定レベルの様々な分野にわたる知識や常識と、古典文学や芸術など質の高い文化に対する幅広い造詣が、品位や人格および、物事に対する理解力や創造力に結びついている状態を指す。
なんだかわかったようなわからないような表現だな。「独立した人間がもっているべきと考えられる一定レベル」ってのはどこに基準があるんだろう。でも、気安く「そんなん常識やろー!」とか言うときの常識ってのも明確な基準があるわけじゃないしな。そんなことにこだわってないで、さっさと行動しよう。
ということで、教養特集のビジネスアソシエを買ってみた。
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2014年 10月号
- 作者: 日経ビジネスアソシエ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: 雑誌
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教養を身につけるには、地道な積み重ねが必要で、こんな本をちょっと読んだからといってすぐに身につくようなもんじゃないだろう。だから、ひとまず教養に対する気構えと次のアクションが見つけられたらとページをめくる。
教養の核となるのは、豊富な知識に違いないだろう。だが、それ以前に人としての魅力があるかどうかが重要だという。何を拠り所にして生きているのか、人としての魅力を放つには人生哲学を持つことが欠かせない。「教養のある人」と思われるためには、持っている知識を適切なタイミングで効果的に披露する「コミュニケーション能力」もみがいておきたい。(日経ビジネスアソシエ 2014年10月号 グローバルに成果を出す教養の磨き方・活かし方)
豊富な知識を身につけるには読書習慣を取り戻すしかないな。最近はすっかりマンガしか読まなくなってるからなぁ。たとえ1日15分でもいいから読書することに決めた。読む本も決めておく。Kindleで買うだけ買って、まだ読み始められてなかったこれにする。今年中には読み終えたい。
人生哲学ってのは、まさにミッション・ステートメントのことだな。これは2015年を迎えるまでに見直しておいて、必要があればアップデートしたいところ。ボクにとってはコミュニケーション能力を磨くってのが、一番むずかしいかな。これは今すぐに次のアクションを決められないから、ちょっと考えてみることにする。
教養を身につける努力をすることは、仕事に役立つだけじゃなく、きっとブログにもプラスになるだろうから、楽しんでやっていこう。