DVをなくすには、もはやシビュラシステムを導入するしかないのか。
DVをなくすには、もはやシビュラシステムを導入するしかないんだろうか?シビュラシステムが導入されれば、加害者がどうにかしてDVを隠蔽しようとしたって裁けるようになる。どうごまかそうとしたって犯罪係数が上昇してPSYCHO-PASSの色相が濁ったら問答無用で抹殺だ。
まぁ、シビュラシステムは万能じゃないし、もし技術的に実現可能になったとしても運用されることはないだろう。でも、そんなことを考えてしまうぐらいDV事件には絶望させられる。なんで平然と人を傷つける人間が存在するんだろう。なんで分かってても救えないんだろう。なんで死ななきゃならないんだろう。あー、考えるのめんどくさい。シビュラシステムでヤバそうなやつ、全部排除しちゃえば解決じゃないか!ってあぶないあぶない。その思想こそが危険だ。だいたいろくでもない人間のために大多数のマトモな人たちが犯罪係数を気にしてせこせこ生きるなんて納得できるはずがない。
自分は大丈夫と思って余裕ぶっこいてこんなことを書いてるけど、ボクだってPSYCHO-PASSの色相は決してクリアカラーじゃないだろうし、下手すりゃ泥のように暗く濁ってるかもしれない。「この世には生きる価値のない人間もいる」とか心の何処かで思ってるような人間がクリアカラーでいられるはずがないのだ。
だいたい「考えるのめんどくさい」とか言ってしまうボクのような人間がいけない。DVやるやつの次ぐらいにアカン。もうボクも人の親なんだから、我が子がどうすれば加害者にも被害者にもならずに幸せに生きていけるか、考えて考えてやれることはやっていかなくちゃ。なんかミスチルがそんな歌歌ってた気がするな。なんだっけか。
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System 「Case.1 罪と罰」 (ブレイドコミックス)
- 作者:斎夏生,サイコパス製作委員会
- 発売日: 2019/01/25
- メディア: Kindle版
- アーティスト:Mr.Children,Mr.Children
- 発売日: 2004/04/07
- メディア: CD