なんでもないようなことをブログに書けるひとはすごい。

「なんでもないようなこと」という単語を思い浮かべるとすぐ物悲しいブルースハープのメロディが聴こえてくる。さらにちょうど一年前とか条件反射的に振り返ってしまいそうになる。だが、今のところ幸せは過去形になってないので物悲しいブルースハープはおいといて本題に入ろう。

なんでもないようなことをさっとブログに書けて、且つ読ませてしまう人ってのはホントにすごいなぁと思う。

blog.gururimichi.com

たとえば、ぐるりみち。のけいろーさん。「夜ふかし」をテーマに話は小学校時代まで遡る。なんだ。夜ふかしは健康にいいとか悪いとかいう話でもなければ、親が寝静まってからヘッドホンで・・・的なシモ系の話でもないのか!「夜ふかしを楽しもう」ぐらいのことしか言ってないのに、こんだけ書けてこんなにするすると読まされてしまうのはすげえ。

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ぐわぐわ団のまけもけさんは前からなんでもないようなことを読ませまくる名手だと思っているんだけど、「歯の神経が死んでいる」だけでなんでこんなに読まされてしまうんだろう?ボクだったら指が1本死んだって読ませるモノを書ける気がしない。そもそもそれって全然なんでもないことじゃないし。

しきりに読ませる読ませると書いてるけど、別に読ませなくても「あー書いた書いた。書いちゃったよー」と自己満足に浸れるような文章をなんでもないことでえいやっ!と書けたら楽しいよなーというのが本音のところ。なかなかボクにはそれができない。できてた時期もあったような気がするんだけど、もう思い出せない。つい考え込んで語れそうなテーマをあれこれ探してしまう。そして、書かずに今日が終わる。

今年のブログの目標はこれだな。なんでもないようなことを、とにかく楽しんで書く。何をいまさら。個人ブログなんてのはそれに尽きるだろう。今まで何を書いてきたんだ。いつのまにか何か大したことを書こうとして楽しめなくなってしまったんかねえ。

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