パパになったんだからがんばれ!と言われるけど、仕事だけがんばるわけにはいかない。

最近はちょくちょく定時で帰れる日が増えてきて、遅くとも20時までには退社できるようになってきた。ようやく1年ぐらい誰も辞めずにいてくれて、負荷分散されるようになったおかげだな。いっしょに難しい上司のもとで挫けずにがんばってくれる仲間ができたのは大きい。まぁ、経理職だから決算期には連日遅くなることはあるけれど、それはしょうがない。

そんなふうに自分の状況が改善されてくると、周りの景色が目に入ってくる。実は今ボクが仕事をしている部屋の中ではベビーラッシュが発生していて、1月にうちで息子が生まれてからこの6月までに2人がパパとなり、またもうすぐもう1人パパになろうとしてる人がいる。ボクだけがかなり世代は違うのだけれど、まぁ、それはおいといて。そんなパパたち(予備軍含む)が全然早く帰ってる気配がないのが気にかかる。

他所の家の事情はわからないから、奥さんが実家に帰ってるのなら何ら問題はないと思うけれど、もし、家にいるのなら奥さんが1人で向き合うのはホントに大変だから、早く帰らないとマズいんじゃないかなぁ。でも、我が身を振り返ってみてもそうだけど、帰れるなら帰ってるよな。誰も好きで遅くまで残ってるわけじゃない。たまにそういう人もいるけれど。

週刊東洋経済 2018年6月9日号 [雑誌](共働きサバイバル)

週刊東洋経済 2018年6月9日号 [雑誌](共働きサバイバル)

育児や家事に積極的に参加する「イクメン」がもてはやされる中、長時間労働が当たり前の職場で、共働きでも育児や家事は妻任せという男性は依然として多い。(中略)「子育て参加の流れが強まる一方、仕事の忙しさは変わらない。まじめな人ほど仕事と育児を共に頑張りすぎて疲弊し、うつに陥りやすい」。(週刊東洋経済 2018年6月9日号 共働きサバイバル)

ボクも息子が生まれてからの4ヶ月間、早く帰りたい、帰らなきゃと思いながら帰れなくて悩んだ日もあった。たぶん、これからもあるだろう。妻任せにしたいなんて思ってなくても、うちの会社はまだまだ企業風土的に男性の育児参加を支援するような雰囲気ではないし、男性で育児休暇を取得した人なんて見たことがない。「子供が生まれたんだから、これからますますがんばらなきゃな!」と言われたりするしなぁ。いや、がんばらなきゃいけないのは確かなんだけど、仕事だけがんばるわけにはいかないのだよ。

心配しなくても、みんなそれぞれ考えてうまく折り合いをつけていくんだろうな。ボクも自分のことをしっかりがんばろう。