「減らす技術」でやりたいことをやる人生が手に入るのか、もう1回試してみる。

B'zより大切なものができてしまった。

子供が生まれたことで、明らかにボクの価値観は変容した。慌ただしくて、ゆっくり考えたこともないけど、ものごとの優先順位はかなり変わったような気がする。ということは、今こそが減らすチャンスなんじゃなかろうか?前は大事だと思ってたモノが要らないものになっているかもしれない。

たとえばB'zに関するもの。今年は30周年でかなり盛り上がってるけど、ライブは行かないことに決めたし、東京まで出向いてイベントに参加するなんてことはもちろんしない。明らかに息子と過ごす時間のほうが、ボクの中でB'zより大切になってしまったのだ。ということは、もう音源さえ残せばCDは処分できるのでは?けっこう場所をとってる会報やらグッズも処分できるのでは?なんてことが頭をよぎった。

うーん。いや待て待て。ちょっと待て。賢者タイムに勢いでいろいろ処分したら後悔するだろ?これはちょっと長めな賢者タイムなのかもしれない。というか、やっぱりB'zをゴミになんてできない。売ればいいんだけど、それもできそうにない。

ちょっとアプローチを変えよう。いきなり、そんなハードル高いところへ行ったら、何もできなくなる。別にミニマリストになりたいわけじゃないんだから。まぁ、今更焦ってもしょうがない。少しずつでもいいから、着実にやっていこう。というわけで、手を伸ばしたのは「減らす技術」だ。

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実はこの本、旧版を持ってたのに、ほぼ内容に変化がない新装版も買ったというほどお気に入りの本ではあるものの、今までマトモに本の内容を実践できたことはないという買って満足の極み状態なのである。

今度こそちゃんと役立ててやる!と意気込んでパラパラとめくる。何度も目は通してるから、新鮮さはまったくない。なんか今までとは違うアプローチをしたいんだよなぁ・・・あれでもない、これでもない・・・よし、これにしよう!

シンプル・コミットメント

今日、あなたの人生に大きな影響力のある変化をひとつだけ起こしたいなら、生産性や効率を上げて、やりたいことをやれるような人生にしたいなら、「関わり合い」を減らそう。(減らす技術)

うんうん。やりたいことをやれるような人生、そうそう、それこそがボクが目指したいモノだ。まぁ、誰だってそうかも。さぁ、とにかく関わり合いを書き出してみるかー。

・・・と、やり始めたものの、まず、仕事の関わり合いを細かく書き出してると、すぐに嫌になってきた。自分が担当する業務の関わり合いを細かに書き出したところで、自分の意志では削れないものばかりじゃないか。上司に働きかけたってそう簡単には減らせないだろう。

・経理実務を担う。
・経理に関する相談を受ける。

うむ。仕事の関わり合いは、これぐらいでいいや(適当)。なんだか抽象的すぎるけど、ほぼ選択の余地がないところに時間をかけまくってもしょうがない。問題はそれ以外だ。いっぱいあるかなと思って書き始めたものの、ボクの世界は狭すぎてそんなに多くの関わり合いを書き出せなかった。この中から特に自分にとって重要な関わり合いを4〜5つ抜き出して「ショート・リスト」を作成する。

1.家族と後悔少なめに共に過ごす。
2.好きなように書き続ける。
3.新しいモノに積極的にふれる。

こんな感じでどうだろう?本には4〜5つ抜き出せと書かれてるのに3つに絞ってしまった。このほうが覚えやすいんだからいいじゃないか。やっぱり書き出すまでもなく、仕事での関わり合いはリストに残らなかった。

こうなったら仕事なんか辞めて・・・ってそれじゃ家族と後悔少なめに過ごすなんて無理だろ。哀しいかなお金で買えるシアワセは存在するのである。新しいモノにふれたいならなおさら。だったら、好きなように書き続けることでそれがお金になるなら最高じゃないか?いやいや、それっていつしか好きなように書けなくなるのはよーく知ってるはず。

こらこら落ち着け。このショート・リストはそんな極端に偏った選択を促すためのモノじゃない。これを踏まえつつ、減らせるものがないか?やりたいのにやれてないものはないか?地道に考えてみようじゃないか。

減らす技術 新装版

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