イクメンへの道は険しい。

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3連休があっという間に終わっていく。まぁ、休みなんてのは、いつだってあっという間に終わるものなんだけど、最近は本当にゆっくり休んだという実感がないまま、平日の朝を迎えている。

うわぎゃー!というサイレンが響きわたる。オムツか?ミルクか?おー、指吸ってる吸ってる。ミルクだな。えーと、搾乳したストックはないから、ミルクを作ろう。お湯をわかして、シェイクシェイク!うわぎゃー!うわぎゃー!あー、はいはい。わかったわかったよ。今ミルク作っとるやないかいー!うわぎゃー!こっちが泣きたいー。

人肌ていどに仕上げたミルクを口に運ぶと、ようやくサイレンがなりやむ。おうおう、必死だな。そんなにがっつかなくても、そんなおいしくなさそうなの誰にも奪われないぞ。にしても、ミルクをやり続けてると、めっちゃ腰がやられる。いいか、パパはただでさえ長時間労働のデスクワーカーでガラスの腰なんだ。追い討ちをかけないでおくれ。

はいはい。次はオムツを替えましょう!100均で買ったドレッシングボトルにぬるま湯を入れて、ベビーベッドに運ぶ。あたらしいオムツを広げて腰の下にイン!さー、どうかなー?くさっ!めっちゃあふれてるやん。あーあ、背中まで汚れてるやないかーい。お湯かけてふきふき。あー、おしりふきの消費量がハンパないな。うわぎゃー!うわぎゃー!あー、はいはい、手際が悪くてごめんよー。うわぎゃー!ごめん言うとるやんけー!はい!おわったー!はー!

これを2~3時間おきに繰り返してると、あっという間に夜が来る。沐浴というのも、なかなか慣れなくて大変な作業であるが、今回は省略。あと、これだけじゃなく、オムツでもなく、ミルクでもなく、どうやってもサイレンがなりやまないこともあるから、ほとんど育児以外のことをする時間がない。こうしてる今もうわぎゃー!って隣の部屋から聞こえたなら、とんでいかなきゃならないのだ。

こんな毎日を独りきりで続けて行くのは、どう考えても無理がある。奥さんはよくやってくれてるよなぁと感謝せずにはいられない。仕事もそりゃ楽じゃないけど、自分のペースでやれないことばかりじゃないもんな。育児はサイレンがなったら、寝てたって飛び起きるし、体調悪かろうがどうにもやる気がなかろうが関係なく動かなきゃいけないしね。

まぁ、つらいことばかり書き綴ってるけど、育児には言葉では表現できない癒しがあるのはたしか。それが無かったらただの苦行だろう。手のひらに感じる小さな命。これはボクらがしっかり守っていかないと、消えてしまうんだ。そう思いつつ、人間の器を少しずつ大きくしていかなくては。睡眠不足が限界に達してるときのサイレンには、うがー!!ってなるときも、しょっちゅうあるけれども。