よほどのマニアじゃなきゃ、ウォーキング・デッドのコミックはオススメしない。
ついに意を決してウォーキング・デッドのコミック第1巻を買ってみた。このブログでも何度も書いてるけど、ボクは自他ともに認めるかなりのゾンビマニアである。どれぐらいゾンビマニアなのかを語り出すと、止まらなくなるので今はやめておく。
当然の如く人気の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」はガシガシ見ているので、その原作コミックもかなり気になっていた。でも、アメコミは未体験ゾーンだし、1冊3,000円はちょっと高すぎてなかなか手が出なかった。
気になる。どうしてもコミックがどんなものなのか気になってしかたない。原作とはどう違うんだろう?ドラマ化するにあたって削られているようなエピソードがあって、より深くウォーキング・デッドの世界に触れられたりするんだろうか?そんなことを考える悶々とした日々が続く。
ええい。とりあえず1巻だけ買ってみるか!ハズレなら買ってから後悔しよう。そんなわけで、我が家にウォーキング・デッドの原作コミックがやってきたのであった。
絵が独特すぎて、キャラに感情移入しづらい。
日本だとドラマ化は原作のイメージを損なう、ということがよく言われるけど、ウォーキング・デッドの場合は原作のほうがあまりにもクセが強すぎて「お、おう」とある意味圧倒されてしまう。いきなり途中から絵がガラリと変わってしまうのにもかなり驚いた。
文字が多過ぎて、かなり読むのがしんどい。
とにかく細かいコマ割りで小さい文字がぎっしり書かれているから、読み応えは充分だ。しかし、極めて重苦しいストーリーということもあって読み進めるのは正直かなりきつい。めっちゃ目が疲れる。いや、これは単にボクが老眼なおっさんだからか。やっぱり続きが気になる面白さはあるんだけどね。
やっぱり高い。
ボリューム満点だし、価格設定として異常とも思わないけど、やっぱり3,000円は高いと感じる人が圧倒的に多いだろう。なかなか続きを買うのも勇気がいるような気がする。サイズがでかくて置き場にも困るしなー。
というわけで、よほどのマニアじゃないかぎりウォーキング・デッドの原作コミックはオススメしない。それでも買う!っていう強者にはきっと宝物になるでしょう、たぶん。こりゃウォーキング・デッドマニアのための踏み絵だな。
- 作者: ロバート・カークマン,風間賢二
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