KREVAの47都道府県ツアー「UNDER THE MOON」大阪ファイナルについてスキ放題かく。
ドラマー急病で6/20から約2ヶ月延期されて待ちに待ったKREVAの47都道府県ツアー「UNDER THE MOON」in 大阪フェスティバルホールにようやく行ってきた。ライブ前日に延期が決まったときはかなりショックだったけど、おかげでツアーファイナルに立ち会うことができたんだから、今となってはよかったと言えるかも。もちろん、ドラマーの白根さんが元気で復帰してるから言えることだけどね。
ということで、もうネタバレとか気にせずになんでもかけちゃうのがファイナルのいいところ。思う存分書き散らかしてみるか!
日は昇らなくてもUnder The Moonでいこう。
一発目はやっぱり「Under The Moon」がきた。はじめて聴いたときは妙な曲だなーという感じであまり響かなくて、じわじわいいなと思い始める感じだったものの、生で体感すると最高だな、コレは!
いまのこの世の中的な盛り上がらない感じ? 閉塞感に包まれていて、何をやっても上手くいかなくてフラストレーションがたまって。こんなんじゃないんだけどなって気持ちがみんなある。そういうときに「大丈夫、陽はまた昇るから」って言われても「知ってるけど、いまはそういう感じじゃないんだよな。そういうのがしっくりこなくて」って。そんなときは、月の光ぐらいがちょうどいいかなって発想で歌詞を書いたんですよ。(BARKS)
あろうことか、このインタビューをスルーしてて今さら読んだ。コレを読んでからライブに臨んだたら、もっと感じ方は違ったかもしれない。最近は自分自身、それほど暗闇をさまよってる感覚はないけれど、これから「いつ日が昇るんだよ!」ってな心境に陥ったら「必ず また Under The Moon」と呪文のように唱えてみるか。
オレ様キャラと謙虚さの絶妙なバランス。
いろいろあると思うけど、全部オレに任せてオレについてこい!と何度も言い放つKREVAアニキ。ホントにアニキって感じなんだよなぁ。ボクのほうが年上だけど。そう言ってみたかと思えば、10年やってこれたのは、みんなのおかげ、と謙虚な姿勢を見せたりもする。この絶妙なバランスが人としてKREVAに惹かれる理由だな。
でも大都市の大きな会場だけでライブをやっているほうが効率もいいしお金もかけられますよね。今のKREVAさんが全国を隅々まで回る意味というのは? / いや、でもフェスとかで地方行くたびにまだまだ足りないなって思うんですよ。もっとがんばんなきゃいけないなと。(音楽ナタリー)
こういうインタビューをいくつか受けたことを踏まえつつ、KREVAが放ったひとことがコレ。
会いに行けるアイドルが人気だけど、オレは会いに来るラッパーだから。
これは名言すぎる。まぁ、奈良にも来てくれたけど、あっさり抽選で外れて大阪に会いに来たなんてことはどうでもいいじゃないか。でも、奈良の会場ネバーランドはキャパ250人ぐらいらしいから、当たったら感涙モノだっただろうなぁ。
また「EGAO」で泣きそうになる。
せっかく椅子があるんで座って聴いてください、とみんなを座らせて歌いはじめた「EGAO」に、またしても泣きそうになる。この曲はライブで聴くと常に泣きそうになるんだよなぁ。
心の中映したかのような空模様 消えたくなるそんなとき見たいのは(EGAO / KREVA)
たぶん、一般的にラッパーKREVAという印象が強いだろうし、こんなにも繊細でやさしい曲を作る人という印象はないだろう。もし、聴いたことがない人がいたら、ぜひ聴いてみてほしい。
やっぱ向上心なくしちゃダメだろ。
いけるなら絶対いっとけ!って歌詞はオレの代名詞的な歌詞だけど、実はオレの歌詞じゃない。マイナーだから知らないかもしれないけどと言いながら、KICK THE CAN CREWのタカオニ2000をラップしはじめたのはサプライズだった。
もう15年ぐらい向上心についてラップし続けてるのはスゴいとしか言いようがない。それだけじゃなく、常に新しいことに挑戦し続けてるしなぁ。我が身を振り返ってみると、明らかに向上心とか薄くなってて、何かを目指してひたすら努力するとかしなくなってる。妙に何かを悟ったような気になってる。
このままじゃダメだ!ボクも向上心を取り戻して今日より明日!明日より明後日!・・・と急に切り替わるほど単純ではないけど、最近感じてる不満はないけど、どうも充実してるとも言えないなんていう中途半端な状態を脱するには向上心が必要だな、と考えさせられてしまった。
なんだか理屈っぽいことを書きまくってるけど、ライブで体感できるモノは2,000字ぐらい書いたって、たぶん1/100も伝わらない。じゃあ、書くなよって言われそうだけど、書きたいんだからしょうがない。
昨日、最後にKREVAが撮ったLIVE会場の写真がアップされてた。面白い写真が撮れるんだなぁ。今度調べてみようっと。
#KREVA #アンダザムゥン #ファイナル #大阪 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
- アーティスト: KREVA
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2014/06/18
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