不器用だけど、料理をがんばってみる。
ボクはとんでもなく不器用だ。
たとえば、新しいスマホを買うとする。まず、気泡が入らずに保護フィルムを貼れたことがない。微妙に気泡が入ってしまったのを、まぁいいやと諦めた後、続いて落下防止用のリングストラップをつけようとする。ストラップホールにまったく糸を通すことができずに悪戦苦闘。ホントに自分の不器用さに泣ける。
こんなボクだから料理はからっきしだ。とにかく包丁が使えない。じゃがいもの皮をむくと、薄く剥くことができずにもったいなすぎて哀しくなるし、何を切っても切り方が美しくなくて、食欲をそそらない一品ができあがる。
でも、それでも、たまには「ボクが作るよ」って言いたいじゃないすか。全然イケメンじゃないけど、雰囲気イケメンめざしたいじゃないすか。オリーブオイルどばどばかけてみたいじゃないすか。
ということで、不器用すぎるボクは包丁いらずなレシピを探しまくる。「簡単」というワードを入れて検索するけど、アタリマエのように「◯◯切りにする」とか書いてあって思考停止しそうになる。料理の世界の常識は、ボクにはあまりにハードルが高い。
そんな中、見つけたのがこのレシピ。包丁はいらないし、調味料を2つしか使わないし、ホントに簡単そうだ。
❤簡単すぎる✿挽肉&豆腐の甘辛丼❤ by 雅衣嬢 [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが188万品
しまった。「醤油 大3、砂糖 大3」ってのをどうしたらいいかわからない。奥さんは目分量で適当にやってしまうので、うちには計量スプーンがないのである。ネットでちょっと調べてみると、大さじ1はディナースプーン1杯ぐらいでいいらしい。おそるおそる、それで試してみる。う〜ん。まぁまぁ・・・かな。
あまりに見た目が残念な感じだったので写真を載せるのはやめておこう。気をつかってくれたのかもしれないけど、奥さんが美味しいと言ってくれたので、とりあえずは救われた。不器用だからとあきらめずに細々と料理はやり続けよう。いつか得意料理と言えるモノが見つかるまで。