ちがうちがう。ストーカーちゃうねん。

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ボクはほどほどの田舎に住んでるから、駅からバスを乗り継がないと家に帰れない。そして、そのバスも自宅付近につく頃には、かなり人が減ってだんだん寂しいカンジになってくる。

 
いつものバス停についた。あ、いっしょに降りる人がいる。若い女性じゃないか。うわ、まったく同じ方向へ帰るっぽい。まいったな。ふらふらと家路を辿りながら、ボクは今日も葛藤する。
 
スタスタと早足で歩いて、女子を抜き去るべきか、歩く速度を落として遠ざかるべきか?とひとしきり迷って、意を決して抜き去ろうとする。あれ?なんか全然追い抜けない。微妙な距離を保って追いかけてるみたいになってしまった。
 
ちがうちがう、ボクはストーカーちゃうねん!やっぱりちょっと速度を落としたほうがよかったかーっ!と思った瞬間、女子は目の前の角を曲がって去っていった。
 
と、こんな状況に陥りがちなので、夜遅く見知らぬ女子と2人でバスを降りるのはできれば避けたい。たぶん考えすぎなんだろうけど、夜道を歩くとき後ろから男がついてくるのは女子にとってはコワい状況かもしれないじゃないすか。


ストーカー:隠し撮り、車にGPS…面識なき隣人 牙むき - 毎日新聞

この記事にあるようなおそろしいストーカー被害にあってトラウマを抱えてる人もいるかもしれないと思うと、ホントに笑い事じゃない。それにしても、車にGPSを取り付けたり、ゴミを漁ってレシートから購入品を把握してノートに書き留めたりって尋常じゃないコワさだ。

 

なんか最近「わからない」ばかり言っててバカみたいだけど、こんなことする気持ちがわかってたまるかってんだ。ここまで常軌を逸した行為に走っても執行猶予がつくなんて、日本は犯罪者にやさしすぎる。

 

そんなストーカーと間違われたくなくて、ボクは夜道で葛藤する。