人生を切り売りする人の気持ちはわからない。

ネットをブラついてると、けっこう人生切り売りしてる人を目撃する。そんなにすべてをさらけ出しちゃっていいの?と驚愕する。仕事のことや家庭のこと、人間関係やら自分の暮らしのことを事細かに書いてあって、もはや匿名でいることに意味があるんだろうかと思ってしまうレベルに到達していたりする。

 

思うところあって、ググってみるとこの記事に辿りついた。


人生を切り売りしてネット芸者になろう - インターネットの備忘録

ほんと、自分の人生を切り売りして生きるのはよっぽどのバカか、よっぽどの覚悟がないと心身ともに消耗するし、たいがいは消耗に見合うだけのメリット、ないです。(インターネットの備忘録)

 無自覚にいろいろさらけ出しちゃってる残念な人と、なんらかの思惑があって狙ってコントロールしながらさらけだしちゃってる人がいるんだろうけど、ここで述べられてるとおり、たいしたメリットがあるとは思えない。

 

まぁ、でもよく考えてみたら、こうしてそれなりの時間を費やしてブログを書いていることにすら、ボクは明確なメリットを示せないじゃないか。つまり、メリットがどうとかじゃなく、そうしたい、そうするのがスキだからする。それだけのことなのかもしれない。

 

あと、強力なATフィールドを展開しすぎてるボクと、人生を切り売りしてる人とは、おそらく対極にある存在だし、理解しようとしてもムリだろう。ボクはネット上か否かに関係なく、かなり親しくなっても殆ど自分のことは語らないしなぁ。

 

結婚したときは、やたらいろいろ周りの人に聞かれて珍しく語ったけど、ボクにしてみれば、もう一生分自分のことを語ったぐらいの勢いだ。でも、つきあってる人がいるのかいないのかすら、周りの人は誰も知らなかったから、さすがに心を閉ざしすぎているなとちょっとだけ反省した。 

 

ボクもどこかのブログで「自分のことをほとんど語らない人の気持ちはわからない」とか書かれてるかもしれないな。いや、でもそれって自分に自信がないとか、人を信用してないとかそういうところからくるんじゃない?とか簡単に分析されてそう。

 

なんだか分が悪い。ちょっとくやしいじゃないか!