アメコミヒーロー的ブロガーってのも悪くない。

ブログでのキャラをどうする?

ボクは、はてなブログをはじめるとき、どういうキャラでいこうかと少し考えた記憶がある。ブログだからこそ言えることっていうのがきっとあるから、自己主張弱めな素の状態で書くのは面白くないかもしれない。3割増しぐらいポジティブなキャラでいこうか、いやいや、それだと、ヘコんだとき何も書けなくなるような気がするとか、まぁそんな感じ。

 

けっきょくはそんなことに悩んでないでさっさと書き始めようってことで、書き出して今日に至る。まぁ、あまり意識して書いてはいないけど、ほぼ素に近い状態かなぁ。

 

なんで急にそんなことを思い出したかというと、このエントリーを読んだからだ。


キャラに、迷ってる。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

そんなわけで、急に自分のブログの文体について自信がなくなってきた。とはいえ、いきなり切り替えるのはどうも難しい。急にくだけた口調になっても怪しいし、一体どうしたものか。オフ会の思い出とともに、重い宿題を持って帰った1日だった。(犬だって言いたいことがあるのだ。)

いやいやいや。提出期限が決められてない宿題なんてやらなくてよし!そもそも、せっかく確立されたブランドだし。「猫のほうがかわいい」と言われたからと言って「今日から猫にします」とかぜったい・・・いや、それはそれでおもしろいかもしれないので、何かの罰ゲームではぜひやって頂きたい。って、なんの話やねん。

 黒歴史を晒して考えてみた。

ブログでのキャラについて考えていると、ちょっと唐突に自分の過去を振り返ってみたくなったのでちょっと書いてみる。10年ぐらい前、まだ日本ではブログサービスが盛んでなかったころ、ボクはHTMLでテキストを書いて公開していた。ちょっとハードディスクを探ってみて、見つかったエントリーの一部を晒してみる。

そういえば、最近非モテネタを書いてないなぁと思うワケで。
このままでは、ちょっと放置してる間にこーはモテモテになったのか?と誤解されてしまう!(ないない)哀れなボクに愛のメールを送ろうとする女性が、躊躇してしまうじゃないか!

 

皆様ご安心を。
ボクは健全に非モテ街道を時速300キロで走り続けています(なじょ)

 

てなわけで。
今回は、ちとボクが真・非モテ道を極めつつあった時代の話をしよう。
そのころ、ボクはついに彼女イナイ歴21年を迎え、更に継続していくことを自他共に疑わない状態であった。
もちろん接吻など経験があろうハズもない。
女性と手を繋いだ記憶はと言えば、中学時代になぜか小指と小指だけで
手を繋いで踊ったフォークダンスぐらいのものである。

 

このままではいかん!
どう考えても、家でゲームばっかりやっていては
出会いなどあろうはずがないではないか!
街へ繰り出せ!
勇気を出してナンパだ!
へい!彼女!ボクがドラクエやってるのを黙ってみててくんない?
。。。めちゃめちゃ、退屈やん。

 

だいたい実写版ヤムチャの如く、女性の前で激しくと緊張するボクが
ナンパなどできるハズがないのである!(えへん)
それにナンパでついてくるような軽い女は嫌いだー(暴言)

そういえば、非モテキャラで書いてたなぁ。 キャラじゃなくて実際に非モテだったからネタになってないんだけれども。それから(なじょ)とか書いてて痛すぎる。女性の前で激しく緊張するヤムチャとか、初期のドラゴンボールのネタを使ってるのにも時代を感じずにいられない。そして、長々と書いてるのに何も主張してないのがスゴいな。

 

ただ、なんだかわからないけど、書いてる当人はすげえたのしそう。これを読んで誰がどう思うかなんて微塵も考えてなさそうなところがいいな。自分のことだけど、さすがにどんな気持ちでこれを書いてたのかは思い出せない。

 

と、自分の黒歴史的なモノをわざわざ引っ張りだしてきてまで言いたいのは、ブログと実際の人格にギャップがあるのはおもしろくていいじゃないか!ということ。それで自分が楽しんで書けるなら、人からどう思われようと気にする必要なんかないだろう。あからさまに誰かを傷つけたり、迷惑をかけたりしないかぎり。

 

ブログというコスチュームを身にまとう、アメコミヒーロー的ブロガーってのも悪くないんじゃないでしょーか。ボクがエールを送りたい人は蝙蝠ではなくて、犬だけれど。

S.H.フィギュアーツ バットマン(INJUSTICE ver.)

S.H.フィギュアーツ バットマン(INJUSTICE ver.)