人にやる気を起こさせる伝え方の勉強も大事です。
どれだけ対話したのかは気になる。
ボクはプライベートの時間を使って勉強なんかしたくない。したくはないけど、仕事をしていて、能力不足を感じたら、本屋に足を運び、今の自分に必要な本を買ってきて、買って満足して読まずに積んでおくぐらいのことはする。あかんやん。
そんなボクでもたまには、少しずつ本を読み進めて、何かを学んで少しでも改善しようともがくこともあるのだ。だから、これを読んでも書いてあること自体には、そう大きな違和感は感じなかった。
ただ、Aさんとどれだけ対話したんだろうということは気になる。「人生の無駄遣いでしかない」との反論にはどう答えたんだろう。そのあとには「一体どうしろというのか」という感情的な言葉が綴られているから、たぶん話にならなかったんだろうな。こいつには何を言っても無駄だな、ということで会社のホームページに社長が「こんなやつはエンジニアにむいてない」と書き切ってしまうのは、なんだか度量が小さい気がして残念だ。
これからどんどん人手不足は加速するし、価値観が異なる人たちをどう束ねていくかが大事だもんね。いや、ボクは理屈をこね回してるだけで、そんなことできないけどさ。できるなら経営者めざしてるし。いつのまにかボクは自分ができもしないことをえらそうにブログに書くような残念な大人になってしまったよ。
人にやる気をなくさせる伝え方。
そういえば上司にこんなことを言われたのを思い出した。「休みをどう過ごしてるのか知らんけど、2日も休みがあったら1日ぐらい自己研鑽にあてるべきだ。人より抜きん出るためには、そういう努力が必要」細かい言い回しは忘れたけど、こんな感じだった。しかし、人より抜きん出たいという気持ちがないボクには何も響かなかった。あと、これはボクの考えすぎかもしれないが、「休みをどう過ごしてるのか知らんけど」という言葉には「どうせダラダラすごしてるだけだろ?」という決めつけが滲み出ていて、めっちゃ不愉快だった。そのときのなんとも言えない表情も不愉快さを増幅させてた気がする。まぁ、ダラダラすごしてるけどさ。あかんやん。
仕事を遂行するための能力を磨く勉強は大事だけど、人にやる気を起こさせる伝え方を勉強するのも大事だと思うんだけどなぁ。