天国大魔境が面白くなりそうで楽しみすぎる。
台風の影響で会社が臨時休業になり、暇を持て余してAmazonでウロウロしてたら、面白そうなマンガ「天国大魔境」を見つけた。ささっとレビューを見てみると、何らかの災害によって崩壊した世界が舞台になっているらしい。不謹慎だけど、その設定だけでボクとしては気になってしかたない。「AKIRA」とか「終わりのセラフ」とか?ただ、やたら「それ町」の!と書かれているが、ボクは「それ町」を知らない。
二つの世界は同一世界なのか?
Kindle版を買っていそいそと読み始める。何やら学校らしき施設ですごす子供たち。これはなんだか既視感ある感じだ。ここからどう話が展開するんだろう?と読み進めていると、シーンは旅する男女へと切り替わる。何度もこの二つの世界が切り替わりながら物語は進んでいくんだけど、この二つは壁に仕切られた同じ世界なのか?それとも過去と未来の話なのか?この設定だけでも十分面白くなりそうだけど、この天国大魔境はこれでもか!と言わんばかりに謎を乱れ打ちしてくるのだ。
世界はなぜ崩壊したのか?
そもそも世界はなぜ崩壊したんだろう?「人食い」と呼ばれるような怪物が出てきたりするけど、ヤツらの仕業なんだろうか?でも、そんなに大量発生してる感じではないようだし違う気がする。あと、生き残れた人たちはなぜ生き残れたんだろう?
天国ってなんだ?
マルとキルコが旅の目的地としている「天国」ってなんなんだろう?単純に考えると、崩壊を免れて文明が生き続けてる場所があるってことなのかな?先に書いた二つの世界が同一時間軸に存在してるとしたら、あの安全そうな壁の中の世界が天国なのかもしれない。誰かがその世界は地獄だと言ってたもんね。
キルコが受けた手術とは?
これは重大なネタバレになりそうだから慎重に書かなきゃいけないんだけど、この謎はたぶん、1巻の最後に語られる衝撃の事実と関わりがあるはずだ。手術が大災害前に行われたのか、後なのかはわからないけど、キルコは救うべき重要人物なのかもしれない。
まだまだこんなもんじゃない。
いくつかの謎を書き出してみたけど、天国大魔境で乱れ打ちされた謎はこんなもんじゃない。あちこちに「ん?」と気になるシーンが散りばめられていて、全部語ろうとすると内容を全部喋ってしまう浜村淳状態になってしまう気がする。
うーん。続きが楽しみなマンガが増えた。それ町・・・「それでも町は廻っている」は全然趣が異なる内容みたいだけど気になってきた。ちょっと読んでみようかなぁ。それにしても、天国大魔境もそれ町も表紙絵の吸引力が弱い気がする。本屋でこの表紙を見ても手にとらないかなぁ、たぶん。ボクと同じようにスルーしてる人がいたなら、ぜひそれを乗り越えて読んで頂きたい。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 石黒正数
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