ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはハリー・ポッターとゾンビマニアにとっての楽園だった。

チケットは事前購入してダイレクト・イン!

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ようやくユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってきた。Swarmによると、前に行ったのは2013年6月らしい。まだウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターができる前だったなー。ハロウィンホラーナイトも初体験だから、ゾンビマニアなボクとしては楽しみでしかたない。

入り口で時間を浪費するのがイヤだったから、ローソンでチケットを購入してダイレクト・インすることにした。チケットブースに並んでる人たちをスルーして入園できるから、ちょっとした優越感に浸れる。ローソンで買うチケットはデザインがショボくて、記念にとっておくには残念な感じらしいけど、まぁ、そんな些細なことは気にしない。

とりあえず、ハリー・ポッターの整理券をとりにいく。事前にググってみたら、早々に整理券が完売してしまうとかいう情報もあって急いで行ってみたけれど、意外にあっさりと入手することができた。ただ、ボクは夜のホグワーツ城が見たかったからよかったけど、明るいうちに見たいなら、もっと早く整理券をとりにいかないと無理そう。USJに入ったの11時ごろだったもんな。

トラブル発生でエクスプレス・パスをゲット!

とりあえず、昼飯前に「ターミネーター」でもいっとくか!と軽い気持ちで待ち時間の短さだけで選ぶ。行くのは2回目のハズだけど、どんな感じだったか全然覚えてない。小一時間ぐらいの行列に耐えて入場したら、すぐに思い出した。やたらハイテンションな綾小路麗華さんのことを。そういえば、こんな人いたなー。さっき、ググってみたら、綾小路麗華は7人ぐらいいるらしい。そりゃ、あのテンションでぶっとおしで1人でやり続けるなんて無理だよなぁ。

ここで事件発生。アトラクションの途中で急に映像が消えて非常灯が点灯した。「お客様の安全性を考慮して中断させて頂いております」という感じのアナウンスが流れる。これも演出かな?と思ってたら、ガチでトラブルが発生したらしく、続行不可能とのアナウンスが流れて、なんと!エクスプレス・パスが全員に配られることになった。これさえあれば、3時間ぐらい並ばなきゃいけない「スパイダーマン」もさくっと入れるはず!

ただ、残念なのはけっきょく何もアトラクションを満足に楽しめないまま午前中が終わってしまったことだった。まぁ、昼からリベンジしよう、と思いながら1,600円ぐらいするデカすぎるハンバーガーをむさぼり食う。

チャッキーは意外に待ち時間が短かった。

奥さんがトイレに行ってる間に辺りをブラブラしてたら、「チャッキーズホラーファクトリー2」の建物が目に入った。ホラーナイトのコンテンツなのに昼間っからやってるのかー。待ち時間を見てみると、わずか20分となっている。チャイルド・プレイ好きなボクとしては、これはスルーするわけにはいかない!ということで、さくっと突入してみた。いやー、これはけっこう怖かった。チャッキーよりも人間のほうが怖い。

怖かったんだけど、あまりに騒ぎ立てるうちの奥さんを見ていると笑わずにいられなかった。「ごめんなさい!ごめんなさい!」ってなんで謝ってるんだ?悲鳴が飛び交う中、めちゃめちゃ笑ってるボクの声は異常だっただろうな。

その後、エクスプレス・パスを駆使してさっと「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」を楽しんだあと、パレードを鑑賞。こんなスローペースで書いてたら、とんでもない文字数になってしまいそうなので、ちょっとこの辺りは割愛しておく。

いよいよゾンビの登場に興奮!

http://www.usj.co.jp/halloween2015/HHN/index.htmlwww.usj.co.jp

18時ごろからゾンビが登場するということで、出現場所付近でぼんやりと佇む。突如、爆音と共に煙幕が上がる。と同時に悲鳴が聞こえた。どうやらゾンビが現れたらしい!そして、ついにゾンビとご対面。もっとぞろぞろいるのかと思ったら1人だった。それにしても本物としか思えないようなリアルさに感動。写真を撮ろうとしていたら、いきなり襲いかかってこられてうろたえた。

囚人っぽいゾンビ、人形を持って奇声を発するゾンビ、巨体をゆらして近づいてくるゾンビ、チェーンソーをふりかざしてくるゾンビ・・・などなかなかバリエーション豊かなゾンビたち。周囲が暗くなってくると、ちょっと恐怖感が増してくる。もう少し、ゾンビたちと戯れていたいけど、残念ながら、そろそろハリー・ポッターの世界へ行かねばなるまい、ということでボクらはゾンビとお別れした。

そうそう。残念なことに「バイオハザード・ザ・リアル3」の整理券は既に完売してた。マシンガンをぶっ放したかったなー!愛にしゃぶりついたんさい!ハリー・ポッターと同じく入園と同時に整理券をとりに行くべきだったか。

疲れも吹き飛ぶハリー・ポッターの世界。

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入り口に入ると、すぐハリー・ポッターの世界が広がっていると思ってたら、けっこう歩かなきゃいけなくてかなり疲労が蓄積してきてるボクにはちょっときつかった。しかし、目の前にハリー・ポッターの世界が広がった瞬間、そんな疲れはどこかに吹き飛んだ。そこはハリー・ポッターファンにとっては夢の国だった。

ライトアップされたホグワーツ城の美しさはもう小田和正じゃないけど、言葉にできなかった。オリバンダーの店の演出も楽しかった。杖を選んでもらった人は杖をもらえるのかと思ったら、実は買わなきゃいけないというのを知って、なんだかちょっと残念な気持ちに。ただの傍観者だったボクはずいぶん悩んだ挙句、杖を買うのは思いとどまった。3,500円はちょっと高すぎる。

やたらとマズいと評判のバタービールを飲んでみたけど、ボクはスキな味だったなー。バニラっぽい味?2人で一杯にしておいたのは正解かもしれない。美味しかったけど、一杯飲み切るのはきついかも。ぬるくなると、ぜったい美味しくないだろうしね。

雰囲気は最高だったけど、欲を言えばもうちょっとゆったりと楽しみたかったなぁ。どこへ行っても人が多すぎて全然身動きがとれない。何かの写真を撮ろうと思ったら、ぜったいと言っていいほど、スマホをかざす人の手が邪魔でなかなかうまく撮れない。まちがいなくボクも誰かの邪魔をしてるんだろうけど。そして「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」というフルで名前が覚えられそうにないアトラクションを時間の都合上体験できなかったのもめちゃくちゃ残念だった。

こんなにとりとめもなく、オチもない文章を勢いだけで3,000字も書いてしまうぐらい、ハリー・ポッターとゾンビがスキなボクにとってUSJは楽園だった。どうしてもっと早く来なかったんだろう。しかし、中身は子供になれたとしても、カラダはどうがんばっても子供には戻れない。来た当初は「よっしゃー!年間パス買っちゃうかー!」とか思ってたのに、帰るころには「こ、これは1年に3〜4回も来るのはムリだな・・・」と悟ってしまった。

でも、やり残したことがたくさんありすぎるから、必ずまた行ってやるぜ。来春には100億円かけたジュラシック・パークの新ジェットコースターができるらしいから、それ狙いかなー。そのころには、ハリー・ポッター・アンド・ザ・なんちゃらがさっと乗れるようになってればいいのだけれど。