ブログ書けない病への処方箋出しておきます。
ブログが書けなくなることについて考える。
著作者: Vive La Palestina
ボクは最近あまりブログが書けなくて苦しんではいない。書きたいことはたくさんあるのに、どうもうまくまとまらなくて困ってるけど。ただ、ボクがいつも購読してる2つのブログで偶然にも、同じタイミングで「ブログが書けない」というテーマについて書かれていたので、あえて考えてみることにした。
「かみんぐあうとっ」の場合。
ブログも楽しいけれど、それを超える楽しいものがあればそちらへ向かってしまうのは仕方がないことだ。ただ、せっかく何年もブログを続けてきたのだから、もう少し書いていたい。それが本音だ。(かみんぐあうとっ)
仕事が忙しくてブログが書けなくなるというのは、ボクもしょっちゅう経験してるけど、仕事が楽しくてブログが書けないと思ったことは1度もないなぁ。ただ、仕事で苦しんだり悩んだりしてるほうが、そこからいかに脱するか?と情報を収集し、思考してブログに書くということにつながりやすい気がするから、仕事が楽しいと書くことが難しくなるかもしれない。
一方ブログは、最後まで読まれないことも多々あり、Twitterに比べ反応も遅いし反応が全くないことが本当に多くて、思いをこめて長文を書いたとしても読まれている感がないので、なんだか深い穴を掘ってその底で自作の歌を一人カラオケしたような気持ちになる。(かみんぐあうとっ)
こうやって今ボクがやってるように言及されたりすると、少し対話が成立するけど、ブログって基本的には一方通行だから、思いをこめたり時間をかけたりすればするほど、反応がなければそれに比例・・・或いはそれ以上に虚しくなることがある。忙しい合間に時間をとって書いたりすると余計にね。
で、人とのやりとりをしたいなら、Twitterでいいや!と思うわけだけど、そうこうしてるうちにTwitterでの浅い言葉のやりとりだけじゃ物足りなくなったり、急に何かにひっかかってめっちゃ語りたくなってくると、人の反応があろうがなかろうが関係なくがっつりブログを書きたくなる。書くときは勢いで書いてるけど、書き終えてみると、こんなにがっつり書いたのに誰かに読まれてるのか読まれてないのかすらよくわからない、となるとやっぱり虚しくなったりする。
だから、ひたすら書くことを楽しめる人じゃないとブログは続かない。
「ICHIROYAのブログ」の場合。
書きたいことがみつからない。自分の身内にあるものは3年間でだいぶん書いてしまった。新たに書きたいことも日々の経験から湧いてくるのだが、それも毎日という間隔ではない。いままでに書いたことでも、書き方が違えば伝わり方も違うはずと思うのだが、既視感に遮られてなかなかそれも気が進まない。(ICHIROYAのブログ)
Ichiro Wada (id:yumejitsugen1)さんのブログのクオリティで3年以上もブログを毎日書き続けてること自体が驚異的すぎる。しょっちゅうどうでもいいことを書き散らかしていながらも、毎日書くことなんてできないボクからしたら、あまりにも眩しすぎて直視できない。いや、まぁ、そうでなくても人とまっすぐ目を合わせて話し続けるのは得意じゃないけど。
毎日書きたいことを見つけるってのは、ホントに大変なことだ。ひたすら朝から晩まで人と対話しない類いの仕事に没頭して、夜遅く帰宅してメシ食ってフロ入って・・・という日が続いたりするとホントに書くことがなくなる。ボクみたいに車で通勤してる人は移動中にインプットとかもできないし、特にそうじゃないかなぁ。愚痴みたいなことを手帳に書き残したりするけど、そんなことはブログには書きたくないし。
そうこうして、書けない日が続くと気負いが生じてしまって、ブログを書くハードルが上がってしまい、なんのためにこんなにがんばって書いてるんだ?という思考に陥ったりする。ブログの存在意義がわからない、というところまで飛躍してしまったりもする。
簡単に閉鎖はしないほうがいい。
どうしても書くのが苦しくなって、放置してる期間が長くなってしまうといっそのこと閉鎖しようと考えてしまいがち。実際のところ、ボクも半年ぐらい放置したときは、閉鎖して新しいブログで仕切り直ししようと考えたりもした。
でも、たぶん何年も続けてる中ではいろんな環境変化があって、継続が難しくなるときは多々あるはず。そのたびに新しいブログを作ってたら、しまいにめんどくさくなって書くことをやめてしまいかねない。だから、一時的に書けなくなっても、書きたくなったらさっと書ける場所を残しておいたほうがいいんじゃないだろうか?と今は思っている。
長々ととりとめもないことを書いてるけど、この記事はおそらく数日のうちにブログ書けない病を発症するであろう自分に向けて書いている。そのときに、あぁ、ブログ書けなくなるってのは誰にでもあることだよなー、とちょっとほっとしたりして、落ち着いてやりすごせるように。
焦らなくても、純粋に書くのがスキならすぐ書けるようになる。ちょっとぐらい休憩しても大丈夫だ。多少人は離れていくかもしれないけれど、もともと、反応があってもなくても、書くことを楽しめる性分のハズだろ?