他人の2倍働いてまで成功したくない。
ついにゴールデンウィークに突入した。連休はこの始まった瞬間のなんとも言えない開放感がたまりまへんなー。アレもしよう、コレもしようといろいろ思いを巡らせつつ、とりあえず、買ってからまだじっくり読めてなかった雑誌をパラパラと読みはじめた。
- 作者: 日経ビジネスアソシエ編集部
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/04/15
- メディア: Kindle版
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創業当時と変わらず、1年365日、元旦の午前中を除き、土日も働いています。ハードワーキングで、文字通り「長時間働く」。仕事をしている時が楽しいんです。(日経ビジネスアソシエ 2015年5月号)
これは日本電産の永守重信社長の言葉だけど、毎週土日を待ちわびて仕事をしてるボクからすれば、驚愕のライフスタイルだ。こうしてボクがゴールデンウィークだ!うへー!遊ぶぞー!とか思ってる間も嬉々として仕事をされてるんだろうか?凄まじいなぁ。
朝は6時50分には出社して、毎日仕事を持ち帰り、自宅で夕食を食べてから、また仕事をするらしい。「他人の2倍働けば、必ず成功する!」という言葉が大きな見出しで書かれてるけど、ボクは他人の2倍働いてまで成功したくない。仕事以外にもやりたいことがいっぱいあるし、こうしてブログを書いてることだってそのひとつだ。
それに対するアンサーも記事の中に書かれてた。
若い人は、「人生をエンジョイしたい」と言います。大いに結構。エンジョイしたらいい。しかし、エンジョイばかりしていてビジネスの場で戦いに勝てなくなれば、自分も会社もいずれ、立ち行かなくなります。だから仕事は、「出来るまでやる」。やるべきことができたら、帰っていいんです。(日経ビジネスアソシエ 2015年5月号)
うーん。昔の上司に言われた「早く帰れ。ただし、やるべきことはちゃんとやれ」という言葉そのままだなぁ。言ってることはアタリマエのことなんだけど、実情はもう少し複雑だ。できるまでやろうとしたら、到底帰れない状況に陥ることがしょっちゅうあった。
そして、上司からは「いつまでやってるのか」と叱られる。その仕事に対する難易度と必要工数の認識が上司とズレた状態で「やるべきことができたら、帰ればいい」と繰り返されると、もう追い詰められていく。
それにしても、社長がこれだけハードワーカーだと絶対、周りもキツいんじゃないかなぁ。1年365日、社長からのメールがとんでくるとしたら、気が休まらない。毎日6時50分には出社してる社長は待ち構えて、朝いきなり人を呼び出したりしそうだし。と、なんだかネガティブなことばかり想像してしまう。
ついゴールデンウィーク初日に、仕事のことを色々考えてしまった。1年365日仕事するなんてボクにはムリだし、そうしたくもないから遊ぶぞー!一般的に言われる地位や名誉、富を得るような成功から遠ざかったとしても、自分にとって満足できる生き方ができればいいじゃないか!