このままだと人生最後の瞬間に後悔しそうなことを考えてみる。

後悔を軸に語られる人生訓はわかりやすい。

後悔を軸にして人生訓を語るのは、とてもわかりやすい。いきなり「あるべき」を語られると「なぜ、そうする必要があるのか？」という疑問を抱きながら聴いたり、読んだりする必要があるけど、切実な後悔が先に語られると感情移入して自分への置換えがしやすいからだ。

http://tabi-labo.com/95657/final-regrets/

http://tabi-labo.com/95657/final-regrets/

毎日忙しく過ごしていると「生きているうちにこれがやりたい」って思っていることや、少し前に「これからはこうしよう」って決心したことを結構忘れてしまいがち。でもこのままずーっと走り続けて、人生最後の日が来てしまったら・・・？（TABI LABO）

ありがちだけど、たいていこういう感じで煽られて急に焦りはじめる。読み進めると、自分が今できてないことがいくつも見つかって、このままじゃ後悔しそうだ！と気付かされる。そして、一晩寝たら忘れてて、昨日と何も変わらない日をすごしてしまう。

せっかく気づいても、後悔へのカウントダウンを止めるのはとてもむずかしい。いや違うな。何かを試す前に忘れてる事のほうが多いから、むずかしいかどうかすら解らない。なんとなく気分が高揚して、漠然と「変わらなきゃ！」と思うだけで終わらせるから、そうなってしまうんだろうなぁ。

特に後悔しそうなこと3つを挙げてみる。

ということで、せっかくブログを書いてるんだから、自分の場合は「なにが後悔しそうなことなのか？」をちゃんと考えて書き出してみることにした。

自分の世界を広げる努力をすればよかった。

05.もっと自分の世界を広げる努力をすればよかった 年をとってから、自分の幅が小さくなっていることに気づいた。年を重ねれば重ねるほど、自分のコミュニティーが小さくなり、そして付き合う人間も限られてくる。だからこそ、進んで新しいコミュニティーに入って、自分の見たことのない世界や人にもっともっと触れればよかった。（TABI LABO）

年を重ねれば、というかボクの場合は昔から自分のコミュニティは小さめだ。気がつけば交友関係はほぼ会社関係に限られてしまっている。いつか定年退職の日を迎えたら、ボクも自分の父親のように朝から晩までテレビに張り付いて生きていくんだろうか？

このブログだって自分の世界を広げるうえで役立つツールだと思うから、これからも地道に続けていきたいと改めて思う。

もっと身体を大事にすればよかった。

08.健康なら何でもできるから体を大事にすればよかった 忙しさにかまけて、まだ大丈夫だろうと思って、食事も運動も気にしていなかった。体調を崩して初めて、もっと若い頃からちゃんとしておくべきだったって気付いた。（TABI LABO)

ボクには運動習慣が全然ない。そして仕事はデスクワークだから、日々の運動量は極めて少ないだろう。今書くのをやめて何年ぶりかで腕立てふせを10回やってみた。これだけでも十分キツイ。恥ずかしいぐらいの軟弱さだ。

よし！月曜日から会社のエレベーターを使わず階段を昇ろう。人には笑われそうな微弱な努力だけど、ゼロと0.1は全然違うはずだ。

「明日からやろう」をやめればよかった。

10.「明日からやろう」をやめればよかった 何かをやろうと思いついても、ついつい億劫で、何も考えずに先送り。気がついたら旅立ちまではあとわずか。やり残したことがたくさんある気がする。（TABI LABO)

いつかは明日がきてもやれない日がくる。その人がいなくなってしまったり、自分が動けなくなったりする日は必ずくる。今この瞬間も少しずつ状況は変化し続けているのだ。

今日から「明日やろう」という言葉頭に浮かんだら、今日半歩でも進められないか？を問うようにしよう。ブログなんて、まぁ明日からがんばろうと思うことはしょっちゅうある。そして、書くためのハードルがどんどん上がって長期間書けなくなったりする。だから、今日1行でも書こう。そう思って書き始めたら、この記事が書き上がった。

後悔しそうなことに気づかせてもらってるのに、それに対して何の努力もしないまま、後悔へのカウントダウンを続けてしまってる・・・これってボクだけだろうか？と思ったので、ちょっとお題にのっかってみた。でも、考えてみれば、ブログって常に「これって私だけ？」と思いながら発信し続けるモノなのかもしれない。

そういえば、今読んでるこれも後悔を軸に語られる人生訓が満載の本。読了したら何か書くぞ！

僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと

今週のお題「これって私だけ？」