コミックレンタルで節約も断捨離もできたけど、大事なものを失った気がする。

いいことづくめのコミックレンタル。

久々にコミックレンタルへ行き、気になるマンガをいそいそと借りてきた。奥さんの分が3冊、自分の分が7冊。近所の書店の2階にあるレンタルショップの1週間レンタル料金は10冊で432円だ。

1冊がだいたい600円ぐらいとすると、10冊買えば6,000円かかるわけだけど、レンタルすれば5,000円以上の節約になる。おかげでマンガを買うことがほとんどなくなってしまった。お金の問題だけじゃなく、買えば保管場所も必要になる。

節約できて、断捨離もできてまさにいいことづくめのコミックレンタル。だがしかし!最近はいいことばかりというわけでもないな、と思いはじめた。ということで、ちょっと思うところを書いてみることにする。

いいことばかりでもないコミックレンタル。

読み返せないので、頭に残らない。

1週間に10冊ぐらいのマンガはさっと読める。実際は奥さんが何冊か借りることも多いから、自分の分は5〜7冊ぐらいになることが多いし。ただ、仕事で疲れてると読む気にならない日もあって、実情としては、返却日の前日に急いで読むことも珍しくない。

マンガを買って所持してたときは、最新巻を読み始めてストーリーを忘れてたらちょっと前巻を読み返したりしてた。そうでなくても、ボクは絵を眺めるのもスキだから、パラパラとめくって絵を眺めたりもしてた。

レンタルするようになってからは、返却日までにさっと1回読んでおしまいというのが、マンガとの付き合い方になった。はっきりいって、あまり頭に残らなくなって次の巻が出るころには、内容を忘れてる。

意外な発見が少なくなった。

表紙の絵がやたら気に入って、そのままレジへ直行。どんだけ表紙だけ気合入れて書いたんだ?っていうぐらい中の絵がいまひとつでヘコんだりしたのも懐かしい。衝動買いしたマンガが意外に面白くて一気に買い揃えたりとか、そういう意外な発見はほとんどなくなったなぁ。

Amazonでレビューをしっかりチェックして、コミックレンタルに向かう。そこそこ評価が高くて、レンタルショップに置いてあるそこそこメジャーなマンガをかき集める。それが最近の傾向だ。

ブログでレビューする余裕がない。

単純に1週間で読みきって、ブログに書くっていう時間のゆとりがないっていうのもあるけれど、何度も何度も読み返すぐらい、そのマンガに思い入れがないと、ブログにレビューなんか書けない。

そのマンガが面白くないのか、自分が焦ってマンガを読むことを作業にしてしまってるのかは、ちょっと判断がつかない状況なんだよなぁ。

これは!と思うマンガは買ったほうがいいな。

やっぱりブログで考察するエントリーを書きたくなるようなマンガは、思い切って買って何回も読み返したほうがいいな。どうしても期限つきの状態で急いで読んで、何か考えをまとめようとしても、うまくまとまらないもんな。

淡白にマンガを消費してしまってるような気がするものの、コミックレンタルのコストメリットがあまりに大きいので、なかなか悩ましい。そういえば、ネットカフェに行ってみるのもいいのかもしれない。今度ひさしぶりに行ってみるか!

↓サイキンお気に入りのマンガたち。

アイアムアヒーロー(15) (ビッグコミックス)

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