「自分らしさ問題」と「誰に向けてブログを書いてる問題」の答えがあっけなく見つかった。

自分らしさはとっくにわかってた。

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最近ボクはやたらと「自分らしさ」について考えているけれど、実はそんなに小難しいことではなくて、こんなシンプルな言葉で言い表せるんだと気づいた。

僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙 中経の文庫

僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙 中経の文庫

 

私が思っている自分らしさとはね。

自分が大切にしたいことを、大切にしながら生きていくことだ。

(僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙)

ごちゃごちゃ考えていたけれど、ボクは「自分が大切にしたいこと」はとっくにミッション・ステートメントとして、手帳に書いていたんだった。長らく全然読み返してなかったなぁ。全然アカンやん。


元旦はほぼ日手帳にミッションステートメントを書く。 - いずれも。

また「相手の話に感情移入して、最後までしっかり聴く」というのも、ボクが特に大事に思っているモノのひとつ。会社でのリーダーという立場を考えると傾聴というのは、ホントに大事なことだし、もちろん、プライベートでも意識していたいと思う。

ううむ。迷いがないな。これは完全に元旦マジックだ。新しい年を迎えてなんでもやれるような気になってるのがよくわかる。人の思いをちゃんと受け止めて、人を大事にしたい。だから人の話を感情移入して最後までしっかり聴く。これをちゃんとできるかできないかは関係なく、やろうともがくのが自分らしさだ。

ブログを書いてるのは、自分のためだった。


あなたは誰に向けてブログを書いていますか - 有限な時間の果てに

しかし、ただ1つ変わらないこと、それは自分に向けて書いているということです。自分がお得意の読者、キモいですね。ただ、真面目な話、自分が一番の読者であることは間違いないです。(有限な時間の果てに)

自分のブログを読み返していて、ふと、このエントリーを思い出した。これを読んだときは明言できなかったけれど、ボクがブログを書いてるのは、すぐに忘れていく自分のためだ。 ブログに書くことで「気づき」の断片が記憶に残る。それを手がかりに「そういえば、過去に書いた気がする」という曖昧すぎる感覚で自分のブログを検索して、読み返して忘れてしまった「気づき」と再会する。

 

だったら、別に非公開でええやん、という声が聞こえてきそう。確かにそうだ。でも、なぜ公開してるかはとても単純なことで、ひたすら孤独に自問自答するのはキツいことだし、ささやかな共感がほしくなるときもある。また、気づいたことはうれしがって誰かに共有したいし、それが誰かの役に立つこともあるかもしれない。だから、ボクはわざわざ公開するブログでこんなことを書いている。

 

人はひとりでは生きられない。そんなことをしみじみと思い知る。このことは読み終えた本に書いてあって、ホントは本の感想を書くつもりだったんだけど、思いっきり脱線してブログ論みたいになってしまった。まぁいっか。本の感想は別エントリーで書くことにしよう。