それでも、すきなものを伝えたくてボクはブログを書いている。

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ボクは本屋に行くのが趣味だ。ほとんど毎日のように会社帰りに立ち寄って、面白い本はないかなぁとあてもなくうろうろする。それだけで1時間なんてあっという間にすぎてしまう。だから、人と待ち合わせをするとき、近くに本屋があればどれだけ遅刻されても、笑って許せてしまう。
 
こうしてブログを毎日書いているぐらいだから、文章を書くことも趣味と言えるだろう。まぁ、スキじゃなかったら、もっと違うことに時間使うもんな。
 
そんなボクととても似通った趣味を持つ人が、こんなことを書いているのを見つけた。
 

 

趣味はと聞かれて「本屋や図書館に行くことです」なんていったら、なんかイメージとして暗いかなあとかただの場所じゃないかとか思ってしまうし、「文章を書くことです。日記やブログも書いています」なんてとても言えない。(20130505)

たしかに。趣味は何かと問われたとき、躊躇いなく言える感じじゃないなぁ。なちこさんが書いているようにボクの中でも、この趣味は「一般的に受け入れられない」という意識があるような気がする。

自分の「すきなもの」を否定されるのはこわいし、それが身近な人間だとしたら余計にこわいです。「こいつきもちわるい」とかいって排斥されるのはとてもこわいです。だからつい、にこにこ笑ってひかえめにしてしまう。(20130505)

「こいつきもちわるい」と排斥されるというのは、ちょっと考えすぎかなという気はするものの、表現が極端なだけでボクの中にも似たような感情があることに気付かされてしまった。

 

それにしても「一般的」ってなんだ?じゃあ、何だったら受け入れられて、何だったらダメなのかなんてよく解らない。けっきょく、妙な境界線を作ってしまってるのは自分でしかなくて、どんな趣味を持っていたとしても、何らかの理由をつけて公言することを避けたくなるような気がする。

 

なるほど!だから、ボクはブログを書いてるのか。

 

趣味なんて自分が楽しければそれでいいんじゃないの?という人もいると思うけれど、ボクはやっぱり自分がすきなものについて、誰かに話したくなってしまう。そうすることで、楽しさはもっと大きくなると思うから。そのための場所がこのブログなんだろうな。

 

まぁ、趣味の話ばかりを書いているわけじゃないから、それだけがブログを書き続ける理由ではないけれど、大切な理由のひとつなのは間違いない。

 

人のブログを読ませてもらって、言及しようと思考する。そうすることで、自分の言いたいことが整理されていくのがとても楽しい。最近は少なめだったけれど、これからも積極的に言及していこう。