その個性は強みだと気づかせてくれるストレングスファインダーが面白い!

ある人にストレングス・ファインダーが面白い!と自分の診断結果を見せられた。なんかこのヒーローの必殺技みたいな単語には聞き覚えがある。そうそう。ちょっと前に気になったけれど、わざわざ本を買わないとできないしくみと知って見送ったんだよなぁ。

 
その診断結果を見てみると、見事に彼の思考特性を言い当てていた。これはよくある性格診断なんかとは一線を画するモノだな、と感銘を受けてしまったボクは、その日の帰りにさっそく本屋に立ち寄り、「さあ、才能に目覚めよう」を手に入れた。
 

さっそくストレングス・ファインダーを受けてみた!

 

マーカス バッキンガム,ドナルド・O. クリフトン
日本経済新聞出版社 2001-12-01
¥ 1,680
いそいそとストレングス・ファインダーのサイトにアクセスし、本に添付されていたアクセスコードを入力して診断を開始する。
 
こういうのはあんまり考えすぎちゃいけない。できるだけ直感に従ってテンポよく進めていく。あとで知ったんだけれど、1つの設問には20秒以内に答えなければいけないしくみになっているらしい。ちょっと悩んだら、中途半端さを嫌悪しながらも「どちらでもない」を選んで先へ進める。
 
180項目もある設問に答えるのは、なかなか大変。途中で休憩できないし(苦笑)
 
ともあれ、診断結果として示されたボクの5つの強みは次の5つ。
 
共感性 : 周囲の人の感情を察することができる。
成長促進 : ほかの人たちが持つ潜在的な可能性を見抜くことができる。
親密性 : 親密であることに心地よさを感じ、積極的にその関係を深めようとする。
個別化 : 人の強みを鋭く観察して最もよいところを引き出すことができる。
最上思考 : 平均以上の何かを最高のものに高めることを求める。
 
ほぼ違和感を感じない結果だなぁと感じた。今、これらの才能を有していると自惚れるわけじゃなく、自分が目指してるもの、常日頃意識していることとのズレを感じないという意味で。
 
ボクは後輩の成長を支援したいという意識が強いんだけれど、それがそのまま表れたような結果になっている。最上思考については弱点克服に時間を投下してる場合じゃないというスタイルそのままだ。

診断結果をどう活かすか?

これをへぇ〜!で終わらせるのはあまりにももったいない。
 
せっかくストレングス・ファインダーに「アナタのその個性は強みですよ!」と教えてもらったんだから、これらの強みを意識して活用できるシーンに積極的に首を突っ込んで、磨いていきたいと思う。
 
この本は診断しておしまい、というわけではなく、それぞれの強みをどう活かしていくか?ということにも言及しているので、参考にしようと読み込んでみた。
ある行為に対して、その必要性が従業員や顧客に理解できないときがある。そういうときこそこの人の出番である。理解できない人たちには何が見えていないか、的確に指摘してくれることだろう。(さあ、才能にに目覚めよう)
ほんまかいな!これは今切実にほしい才能だ。素養はあるはずと信じてみるかなぁ。
部下の中でだれがよく成長しているか、この人にきくといい。ほかの人の眼には映らないわずかな成長も見抜く眼をこの人は持っている。(さあ、才能に目覚めよう)
そんな眼をホントに持ってたらすげえな。
数多くのポジションにそれぞれだれを据えるか決定する人事会議には、この人が欠かせない。候補者一人ひとりの強みと弱点が冷静に判断できるからだ。(さあ、才能に目覚めよう)
残念ながら、そんな重要な会議に参加できる立場にありません(苦笑)
 
という感じで、そのまま活かせるようなアドバイスが得られるわけじゃないけれど、自分の強みを認識して伸ばしていくためのヒントが随所に散りばめられてるという印象。それから、常に前向きな言葉で語られているので、自分を叱咤激励する効果が期待できそう。
 
ストレングス・ファインダー、なかなか面白いです!